0.5〜10ミクロンのポリエチレンの連続性極細繊維に高熱を加えて結合させたシートです。 水の浸入に対する防水性、手荒い扱いにも耐える強度、水蒸気を放出する透湿性で構造材を守り、 施工のしやすさを確保する機能を一枚のシートで可能にしています。 さらに天然紙より軽く、耐腐食性、柔軟性など住宅施工に無くてはならない優れた機能を持っています。 ポリエチレン100%で出来ていますので燃焼した場合にも有毒ガスを発生せず水と二酸化炭素に分解します。

従来の透湿防水シートにアルミを特殊技術で蒸着させ、遮熱効果を持たせた商品です。

これまで高気密・高断熱住宅でも解決できなかった、赤外線による夏季の蓄熱と、冬季の熱損失を根本的に解決します。
家を腐らせる腐朽菌は住まいの大敵です。腐朽菌は高温多湿の状況でより活性化します。 タイベックシルバーは、湿気を逃がす、雨水を通さない、熱をはね返す、ことで腐朽菌の活動を抑えます。
アルミは本来、酸化劣化しやすい金属です。酸化劣化すると、当然ながら遮熱性能は期待できなくなります。 タイベック シルバーは、米国デュポン社の特殊技術により酸化劣化を抑え、建材として充分な耐久性を確保しました。
夏場の壁体内を常に最適な湿度環境に調湿して夏型結露を防止し、グラスウールの断熱性能を維持します。 冬場には一般の気密シートと同様の気密・防湿効果を発揮して壁体内結露を防止します。 カビたり腐食することはありません。 焼却しても有毒ガスを発生せず、水と炭酸ガスに分解します。

羊毛断熱材は、断熱材自体が息をするように湿気を吸収・放出するため、室内の調湿効果、壁内結露の防止効果があります。 羊毛100%のものはリサイクル可能で土に還すことも出来ます。
| 断熱性能はR値で比べると良く分かる。R値の高い物が断熱性能に優れている。また厚さが200ミリならこの値が倍になる。 | ||||
| 製品 | 熱伝導率(W/m・K) | 熱抵抗値R値(m2・K/W) | 燃焼時 | |
|---|---|---|---|---|
| エコール100mm 羊毛100% | 0.033 | 3.00 | 難燃炭化 | |
| 100mm 羊毛70% ポリエステル30% | 0.037 | 2.70 | 難燃防火 | |
| 100mm 羊毛60% ポリエステル40% | 0.439 | 2.28 | 難燃防火 | |
| 100mm 羊毛20% ポリエステル80% | 0.052 | 1.92 | CO/CO2黒煙 | |
| セルロース105mm | 0.040 | 2.63 | 炭化 | |
| グラスウール | HG16K 100mm | 0.038 | 2.63 | 準不燃 |
| 10K 100mm | 0.050 | 2.00 | ||
| 高性能発泡フェノール | 50mm | 0.020 | 2.50 | CO/CO2炭化 |
| 100mm | 5.00 | |||
| 発泡ポリスチレンB3 | 50mm | 0.028 | 1.78 | CO/CO2黒煙 |
| 100mm | 3.57 | |||
ウールが持つ優れた調湿機能は、カビやダニの発生防止、また結露を防止します。 このことは住宅の寿命に大きく影響する木材の腐敗を防ぐことにつながります。 また、室内の乾燥を防止することにも効果があります。 すなわち、内部の含有水量と外気の温湿度条件によって湿度のバランスをとるために、ウール繊維自体が呼吸しているのです。
湿度調整能力は、ポリエステルではなく、羊毛にあります。 以下にエコール羊毛100%断熱材とポリエステル混紡断熱材の調湿性能比較テストの結果を掲載します。 (試験方法 JIS L-1081)
| JIS L-1081という試験方法は、指定の温湿度環境状態の中に試料を置いて、一定時間(今回は6時間)経過後試料を取出し重量を測定します。 そして、絶乾状態の試料重量に対する水分増加量を算出し、断熱材の含水率(%)で表示する方法です。 | ||
| 財団法人 日本繊維製品品質技術センター | ||
| 試験項目 | エコール(羊毛100%)100mm | 羊毛・ポリエステル(60/40)100mm |
|---|---|---|
| 調湿度条件・含有水分率 | 調湿度(%) | |
| 20℃ 40% | 7.4 | 6.1 |
| 20℃ 60% | 12.1 | 6.7 |
| 25℃ 90% | 21.2 | 9.8 |
ウールは航空機の内装に使用されているほど難燃性の高い繊維です。 ウールの発火温度は570〜600℃と高いので、非常に着火しにくい繊維です。 合成繊維のように熱によって溶解しないので、火傷や延焼、燃えても煙の発生も少なく、有毒ガスの危険性も少なくなります。 ウールは自然に消火する安全な繊維と言えます。
ここでは羊毛とポリエステルの性質をザ・ウールマーク・カンパニーからの資料を参考にして比較します。 ポリエステルは250-290℃で融解が起きる。 羊毛は熱を遮断する効果をもたらすコークス状の燃えカスが生成されます。 しかし、ポリエステルのような熱によって融解する繊維は、皮膚に付着して火傷の原因となるばかりか、 炎を広げ火事を大きくする危険性を持っているのです。
| ザ・ウールマーク・カンパニーの資料から | ||||
| 繊維 | 限界酸素指数(L.O.I) | 燃焼熱(kcal/g) | 発火温度(℃) | 融点(℃) |
|---|---|---|---|---|
| 羊毛 | 25 | 4.9 | 570 - 600 | 溶解せず炭化 |
| ポリエステル | 20 | 5.7 | 490 - 560 | 250 - 290溶解 |
限界酸素指数とは、燃焼を続けるのに必要な酸素濃度を表します。地球に存在する成分をあげると、窒素77.14%、酸素20.69%、水素0.01%、水1.20%など。 従って限界酸素指数が21以上のものは何らかの操作をしなければ燃え続けることができないのです。 羊毛は25という非常に高い数値です。ポリエステルの20という数値と比較しても羊毛は非常に燃えにくい繊維であるということが分ります。 ポリエステルは燃え続けてしまう特性があるということが理解できるでしょう。
ニュージーランド羊毛研究所(WRONZ)の実験によると、ウールが空気中の化学物質を素早く浄化する能力を立証しました。 4時間後にはホルムアルデヒドがほとんど無くなっています。 しかも、この浄化能力は一時的なものでなく30年にも及び汚染物質を吸着し続けると報告しています。 さらに一度吸着した汚染物質はウールとの化学結合により外部に放出しないことも報告されています。
バインダー(羊毛と羊毛を接着)は、自然循環型の生分解性合成樹脂です。 生分解性の素材は廃棄の際に土に還すことができます。 防虫剤にはキク科植物天然抽出ピレトリンを使用しています。

羊毛断熱材として販売されているものの中にはコストダウンのために羊毛20%ポリエステル80%や羊毛45%ポリエステル55%といった、羊毛よりポリエステル(化学繊維)の割合の多い 混紡の製品もあります。混紡のものはリサイクル出来ず、そのまま土に返すことは出来ません。 調湿性能は羊毛にあるということで羊毛70%ポリエステル30%以下にはしないとこだわっている製品もあります。
ガラスを溶融繊維化した断熱材で、コストパフォーマンスに優れているためもっとも普及した断熱材です。 また、工法目的に 合わせた様々な形状があります。繊維径は高断熱用で4〜5μ、通常の物は7〜8μです。 また、密度は1立米あたりの重量で 10kg、16kg、24kg、32kg、48kg、64kgがあり、数値が大きいほど断熱性能は高くなります。 しかし、密度よりも厚みを増す方が断熱性能はより向上します。
グラスウールの4〜8ミクロンの太さでは鼻や気管支でほとんど除去されます。 肺に進入しても短期間で細胞に取り込まれ、排出される性質を持っています。 原料の85%にリサイクルガラスを使用しています。繰り返し再利用が可能です。


断熱性能を高めるには気密は必須ですので、羊毛・グラスウール共に外側には透湿防水防風シート(タイベック)を張り、通気層を設けます。 グラスウールの内側には壁内結露を防止するために調湿気密シート(ザバーン)を張ります。 羊毛断熱材(羊毛100%)は調湿性があるので内側には気密のために外部に用いた透湿シート(タイベック)を張ります。
従来のダクト配管をせずにフロア全体の計画換気を実現すると共にダクト式換気システムと同等以上の換気性能を発揮します。 壁に直接取り付ける為、ダクト配管設計などはせず簡単に設置できます。 また新築に限らずリフォームなどでも簡単に取り付けできます。
強制同時給排気機能により汚れた空気を排出し、新鮮な外気を吸気、計画的に室内の換気が行えます。
全熱交換器の働きにより、外気を室温に近づけて吸気しますので換気による室温の変化を小さくします。 また冷暖房の熱ロスを抑えますので冷暖房費の節約が出来ます。
独自のサイクロン防虫機能により外気に含まれる虫やごみを除去し室内に吸気します。 またフィルターの働きでサイクロンではとりきれないごみや花粉を除去し室内に侵入する量を軽減します。
深夜でも運転が気にならない程度の音です。 ランニングコストは1日24時間、1ヶ月運転しても1ユニット173円程度です。